Tips ~三種類のお茶~
~三種類のお茶~
深蒸し煎茶
  日本茶の7割以上を占めている深蒸し煎茶。一般的な煎茶より長い時間蒸すことで、茶葉の本来の苦味が抑えられます。甘味と適度な渋味があるまろやかな味と春先に自然の光が射すような若草色が特徴。成分が吸収されやすく健康に良いといわれています。「君とKiMiTo」深蒸し煎茶のSORA,KOKOROおよびティーバッグは全て厳選された一番茶から製造されました。
和紅茶
  国産紅茶は生産量が少ないものの、日本の茶樹ならではの優しい味わいが特長です。「君とKiMiTo」和紅茶は、木村茶師が独自で契約した茶園の夏季二番茶のみを使用。深蒸し煎茶と同じ茶樹から摘み取った茶葉を完全発酵させると和紅茶に変身。渋みが少なく甘みのある香りで、ミルクティーやレモンティー、もちろんそのままでも楽しめます。和菓子や和食に合うのも特徴です。
ほうじ茶
  ほうじ茶は180℃ほどの高温で煎茶を焙煎した緑茶の一種。茶葉を焙煎することによって独自の香ばしさが生まれ、渋みの成分であるカフェインの含有量が減ります。「君とKiMiTo」ほうじ茶は、夏季の二番茶を厳選して製造されています。さっぱりした口当たりと上品の香りで癒されます。お子様からお年寄りまで安心して飲めるご家庭で活躍される一品です。
~木村茶師からのお茶の豆知識~
  「君とKiMiTo」お茶のティーバッグの淹れ方は簡単ですが、茶葉の場合、少し工夫と知識が必要です。おいしいお茶が楽しめるよう、木村茶師が伝授したお茶に関する豆知識をご紹介します。お茶の講座を受けるような心持ちでお読みください。
深蒸し煎茶の淹れ方 ~5つのポイント~
①茶葉の量
  1~2人分約5g(大さじ1)で、1人増えるごとに3gずつ増やしていきます。

②お湯の量
  上級茶の場合、やや小さめの白磁湯呑み茶碗を使います。ほうじ茶などは大きめ、冷茶はガラス製などで涼しげに見せる工夫をします。

③お湯の温度
  お湯はカルキ臭を消すため、必ず一度沸騰させたお湯を冷まして使用します。茶種やランクによって異なりますが、深蒸し煎茶の場合、湯温で大きく変わります。理論的になってしまいますが、旨味成分(アミノ酸)、渋味成分(カテキン)、苦味成分(カフェイン)の溶出率が味に大きく影響します。
  アミノ酸類・・湯温に関係なく、浸出時間に比例して溶出します。
  カテキン類・・温度が高く、浸出時間が長いほど多く溶出します。
  カフェイン・・湯温が高いほどよく溶出し、短時間で高濃度溶出します。
以上の成分特性から、旨味の強いお茶を飲むなら低温(70℃前後)で、苦渋味の強いお茶を飲むなら高温で淹れます。

④浸出(待ち)時間
  浸出時間は成分をどれだけ溶出させるかを決めます。同じ温度でも1分後と5分後では味が変わります。深蒸し茶の場合30秒~60秒が味のバランスがとれる浸出時間になります。

⑤注ぎ方
  複数の人に深蒸し煎茶を入れる場合、湯呑み茶碗に濃さと湯量が同じになるように均一に注ぎ分けるのが大事です。少しずつ数回に分けて注ぐようにします。これを「廻し注ぎ」と言います。急須に残った最後の一滴まで出し切ることが大事です。二煎目以降は残った成分が浸出しやすいように高温で淹れます。
*淹れ方に関しては一般的な方法であり、好みで調節する事が重要です。

お茶を飲むタイミングや食事との組み合わせなど
  上級茶ほどカフェインが多く含まれています。カフェインはリフレッシュ効果や覚醒作用がありますので、仕事の合間や眠気を感じた時などに飲むのが良いとされます。しかし、利尿作用があるので寝る前や高齢の方には注意が必要です。ほうじ茶はカフェインが限りなく少ないため、寝る前でもお子様から高齢の方まで安心してお飲み頂けます。ほうじ茶は油分の多い食事の後にもおすすめです。食事との組み合わせですが深蒸し煎茶は何にでも合います。やはり旨味と渋味を持つお茶なので合わせやすいと言えます。お客様をもてなす場合、脂肪分の少ない和菓子と出すのが良く合います。
お茶の保管方法
  お茶を変質させてしまう要因は ①酸素 ②湿気 ③温度 ④光です。特に酸素が一番の敵です。酸素によってカテキンが酸化し、お茶が赤くなります。ビタミンCも酸化によって分解されてしまうなどお茶に良いことはありません。酸化を助長するのが湿気と温度なので湿気を吸わせないことも大事です。光(紫外線)はお茶を変色させてしまうので光を通さない容器や袋が必要です。①~④に触れないように密封して保管することが大事です。